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除草&水管理

2017年6月27日 | 田圃

6月27日(火) 天気/曇り  作業/除草

昨日、平松さんお2人と除草を行いました。平松さんお2人は午前中から機械植え田んぼを金光は午後1時から手植え田んぼを担当しました。

手植え田んぼ

ご存知のように、田んぼNO3と4のやや中央辺りには『島々』(水面より上に土が盛り上がっている部分)が多く見られます(写真1)。


(写真1)「島々」(水面上の土)

そして、この周辺は水深が浅く太陽光が多く届くためか、雑草もとても多いようです。昨日は、この『島々』をならすと同時に、除草を行いました。

その際に効果的と思われたのが用具(写真2〜この名称は何でしょうか?)ビニールハウスの中にあったので、試しに使ってみました。 これがイイ! これで、『島々』を崩して水中の足跡の窪みに落としていく。同時に、周辺の雑草を土からけっこうごっそり持ち上げ除草する。‘先端の幅が狭く&薄い‘ ので、苗間を動き易く&土中に容易に入り、土面のならしと除草に人力が効果的に使えるように感じました。「田転がし」や「デッキブラッシ」などと比べてもこの用具は形態が単純な故に機動性汎用性が高いように思われました。ちょっと試してみてくれませんか? 木製なので水を吸って少し重いのがまあ難、プラスチック製があればベターかも。


(写真2) これがイイ!

でも、この用具以外で気になることが一つ・・・水面には除かれた雑草が浮きますが、水の流れがないのでその辺りに動かず浮かんでいるだけという感じ・・・ 浮いた雑草の回収までは手が回りませんでした・・・。(これでいいのかなあ?)

「写真3の用具」は、先端の金属棒部分の開閉度を調節できるのは便利ですが、この金属棒がやや柔らかい・・・ 特にこれから雑草は日々どんどん育っていく、土中に根を広く深く張っちゃうと非力かなと?


(写真3)

まあ、除草は雑草の成長に合わせて用具器具も変えていくということですよね。そして、やっぱり最後は手作業しかないのかなと。手作業の場合、去年の経験からすると腰を屈めずにできる用具があると本当に助かるのですが・・・ これはやっぱり無理かなあ・・・抜いた雑草の回収(腰につけた袋に入れていく)もありますからね〜〜

でも、去年の私の経験では、手で雑草を抜く時の ‘グルルッ’ という感触ってなんだか不思議で飽きなかった。気障を承知で敢えて白状しちゃうと、 ‘命を感じるなあ、何だか気持ちイイなあ、でも雑草でもこれは殺生だよなあ’ と。そうそう、魚釣りで釣り竿から伝わってくる魚の ‘グルルッ’ っていうあの感じ!まあ、初心者ならではの甘い感想なんでしょうね〜

水量・水位・水流

もう一つ気になったのが、田中の「水量・水位・水流」。水位については、やはり上記の田3と田4がやや問題。他はOKかなと。

まず、「水量」。

これは、今年は田1の最初の水入口(右側)に水の取入量を調節器がついてとても便利! でも同時に、全開にしても水の取入量は去年より少ないような? 左の水入口は調整が手作業で可能そうですよね。昨日は、田1の最初の水入口(右側)は全開にして帰宅しました。明日どうなっているか楽しみでもあり心配でもあり・・・ 明日は朝から雨みたいですし・・・

「水流」

田1から2へ、2から3、3から4、4から5、それぞれ左右の水の流入口。これも、昨年を比べると全く綺麗に、そして水量調節もとても使いやすくなりましたね。でっ、今年は各田とも左右の道から間隔を空けて田植えをしたので上の田から入ってきた水が多くは真っ直ぐに流れてしまい、田中に回らない感じ。これも上記の田3と4の田の中央部へは水の流れが回らない要因? でっ、水流を少しでも田の中央部へ行かせるために、試験的に下の田の流入口近くにやはりビニールハウスにあったベニヤ板を斜めに刺してみました。これは、多少は効果があったようで、上記のように田3と4は土の出っ張りをならしたこと、そもそもの初めの水量を増やしたことと併せて、帰る頃には田3と4の「島々」はほぼ水面下に隠れたようです。(このベニヤ板の設置は写真を撮るのを忘れたので、明日撮ってきて送ります)

夕方作業後に大塚さんと会い、‘水がちゃんと入ってるね’と言われたのでまあよかったんじゃないかなと勝手に納得しました。

何だか書き始めたらダラダラと長くなってしまいました。我ながら細かいところばかり気にして拘ってるようですみませんです。

ではでは!

/金光

機械田んぼ側の活動報告を以下に記します。

実施項目

  1. 西側1枚目 デッキブラシによる除草作業 完了
  2. 西側1枚目 取水口近くの畦の除草及び溝掘り作業 完了
  3.  

  4. 取水口    NEW土嚢 運び出し・設置

相談事

用水路の水に機械油が混入されており、水がひどくにごっていました(大塚さんが早朝に発見)。上流からは流れ出ていないので、何者かが草むらに油を少量捨てたのだろうと予測しています。

暫定の対応として、水を一時的に全て流し出して、油が滲み込んでいる土嚢も新しくしました。また、周辺のゴミも一部回収しました。水の状態は改善されたものの、継続して確認していく必要があるかと思います。

また、西側の2枚の土の凸凹に除草した草が張り付いて活着しようとしています。凹凸を均すor水かさを上げて一気に流し出す等の工夫が必要かと。

今後の対応案

用水路脇の電柱付近の清掃(徹底的にね!)

作業 残項目

  • お隣さんへ流れ込む水の量の調整(土嚢をもう一つ設置)
    (大塚さんに許可もらいました)
  • 一枚目東側の溝掘り
    etc…

以上ですかね!

平松

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